権利の上にねむるもの
2009年10月28日 | カテゴリー:
先日とある機会に丸山真男の「権利の上のねむるもの」の話をしたら、誰も知らないという。私は確か小学校か中学校の教科書に載っていたと思っていたので知らないというのでびっくり。実家に行ったときに学生(大学)時代に買った『日本の思想』を探して、改めて読み返しました。
第4章-「である」ことと「すること」-に書かれた「権利の上にねむるもの」。丸山真男が学生時代に先生(末広厳太郎)から聞いて印象に残ったという言葉だけあって、権利というものの性質をとってもわかりやすく示しています。そこから広がる「である」ことと「すること」は現代民主主義の根幹だと思います。 (日本)国民であることからくる、「今もっている(ある)権利」に安住していると、いつの間にかなくなっているかもしれない。国民として行動すること。それは権利を行使し(する)、それと対になっている義務を履行する。
私も相当印象に残っていて、多分私のいろんなことに対するスタンスの基礎となっている気がします。政治心情もそうですし、仕事に対する姿勢、さらにいうなら心的態度の根幹を成しています。権利をいたずらに主張するのもどうか(濫用以前に)と思うのですが、不当と思われることがあったとき、正当な権利は(と思われること)を主張していかなくてはならない。特に相手が行政などの権力をもつものとの関係であるときは特にそうです。
でも私の記憶の小中学校の教科書にはいささか難しい気が・・・。ネットで検索すると出て来ました。これは高校の国語の教科書(教育出版)のようです。ぜひ、原典の『日本の思想』読んでください!
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