住宅作家になるためのノート

2010年05月25日 | カテゴリー:

ふらっと本屋に入って手に取った一冊。好きな建築家(この本流にいえば「住宅作家」)の泉幸輔さんほかの共著だったので、すぐに買ってしまいました。私は建築(設計)を生業とするつもりはないのですが、理想としては「住宅は自分と考えが合う建築家とともに作るべきである」と考えています。ただ、現実的には建築家に依頼できるのはほんのわずか限られた人たち。多くの住宅雑誌やTV、そしてインターネットによって以前のより格段に情報が多くなり、アクセスへの敷居も低くなったとはいえ、コスト(お金はもちろん時間も)の制約が大きいことがその理由だと思います。価格的には大手ハウスメーカーの建物が多く建てられていることを考えると、もっとたくさんの住宅が建築家の手によって作られてもいい気はします。

この本は住宅作家を志す人向けですが、建築家に頼める幸せな方にこそこの本を読んでいただきたいと思います。建築家の頭の中を理解すること、それが建築家とともにいい家を作るための秘訣ではないでしょうか。

この中で泉さんが最初に書いている「住宅作家は農耕民族」という章はとても印象に残りました。「たまたまめぐり合えた仕事を丁寧に、誠実に全力投球し、実績をつみあげていくこと」建築家ではないものの、これは住宅の売買や新築・リフォームをやっていこうとする私にそのまま当てはまることです。「住宅不動産屋は農耕民族」と心して仕事をしていこうと思います。

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