困ったこと

2008年08月27日 | カテゴリー:

会社 昨日おとといで、杉並区周辺で一定の物件供給を行っていた不動産会社が民事再生を申し立てしました。不動産会社の経営は全般的に厳しく、おとといも同業者(仲介)と売主の破綻リスクについて話していた所でした。

最近の不動産業、特に分譲事業の状況を見ると、損切りすることは出来ても損を取り戻すための事業資金を借り入れできないという点ではないでしょうか。不動産業に限らず、外部的な事業環境の変化、突発的な事故等で、一時的に損失が出ることは当然あって、損益に波があるのはいかんともしがたい訳です。今回の民事再生を申し立てした会社の内容をさっと読んだだけですが、ここも去年の決算まで黒字(前2月期は13.3億の黒字)で、今年2月に赤字5.8億。大規模なリストラも行ったのにいきなり倒産です。このことはこの会社の個別の要因もあるのでしょうが、多くの建売業者も他人事ではなく、正直厳しすぎます。

さらに言うとここまで建売をはじめ分譲の事業環境が厳しいと、我々仲介業者も影響を免れません。紹介する物件が少なくなったり、契約先(売主)の信用状態に気をつけなくてはならないし、契約だけして決済前に倒れられたら、問題解決に多大な労力がかかります。

また間接的には、顧客がリスクを見極める姿勢を強めることにより動きが鈍くなるでしょうし、経済効果が高いといわれる不動産業(住宅事業)の停滞による景気悪化の助長・・・。大変です!

ただ、今回の地価の上昇は明らかに不動産業及び金融に問題があったと思います。商業地はともかく、住宅地の価格上昇は、所得が伸びていない中、いくらなんでも急上昇でした。そしてそれを牽引したのはエリア外の業者であり、上場企業及び上場予備軍の企業であったと思います。反省すべき点は反省して、事業を再構築する機会が必要だと思います。

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