「施主支給=安い」という嘘

2010年08月24日 | カテゴリー:

リフォーム、新築をやり始めてみてわかったのは、施主支給でリフォームしたり、新築するとリフォーム・建築費が安くなるというのは嘘だということです。もちろん、施主が自分で購入したものを自分で取り付ける(セルフリフォーム)のなら総工費安くなるとは思います。でも部材の仕入れ価格は、アウトレットを除けばやっぱり業者のほうが安い。アウトレット部材は安いかも知れないけれど、工事の段取りやアフターのこと、商品のメンテナンス等々を考えると採用するか微妙です。アウトレット以外は、個人がどこか(HPとかで)で安く買える価格があったらなら、その価格を伝えれば代理店経由でもその価格以下で仕入れられます。そしてそのほうが、工事のしやすさを考えると安く仕上がるはずです。もちろん通常工事原価の20~30%くらいの粗利益を取るので高く感じますが、実際施主支給されてもトータル利益は必要なので、その部分の利益をいただかないと、工務店の経営は立ち行かない。

特にリフォームの場合、仕入れ価格は会社の規模で大差はありません。大手リフォーム会社の場合はもちろん部材の仕入れ価格はある程度安いけれど、大手である分間接経費がかかるので、粗利を多くとる必要がある結局あんまり変わりません。どこで差が出るかといえば、その経営者がコストダウンを含めて顧客満足度を高めるために努力しているか。この差が安くなるかの差であって、施主支給によって価格が単純に下がることはありません。

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