干し柿の話

2009年01月20日 | カテゴリー:

私が大好きなので、妻の実家から地元南信州名産の「市田柿」を送ってもらっています。市田柿というのは長野県下伊那地方北部で作られている干し柿全般を言うらしく、柿の品種じゃないようです。今うちには市販されているものから、遠い親戚のおばあさん、おじいさんの作ったものまでたくさんの種類の干し柿があります。食べ比べてみると断然、売っているものよりお年寄りが作ったものの方がおいしいんですね。

売っているものは形も揃って立派です。特に最近新聞やTVCMをやっている「かぶちゃん農園」のものなんかは、オレンジ色の実に白い粉がふいてとてもきれい。一つひとつ袋に入っていて、和菓子のようなイメージです。対して手作りのものは小さく色は茶色いし、噴いている粉はともすればカビに見えなくもない。なのになぜ?売っているもののより、いただきもの(うちはさらに頂き物です・・・)がおいしいのか。私の勝手な推測では、 大きさも揃った柿を機械で剥いて、ある程度管理された自然の中で作られるものより、いろんな大きさのものを手で剥き、本物の自然の中で作ると、いろいろなことが均質でない分だけ味に深みが出のではないでょうか。それに黒くならないように硫黄薫蒸してあるせいで、黒くなることで出てくるうまみが失われているような気もします。

実際のところ市販のものも十二分においしいです。食べたことのない方にはあの黒い物体はハードルが高いかもしれませんし、手に入れるルートがないかも知れません。でも、手作りのものを食べてみたいという方は、ぜひ干し柿作りチャレンジしてください。「東京で干し柿!?」作れるんですよ。去年の秋にも吉祥寺の商店街の軒先に干してあるのも見ましたし、台風で柿の木倒れた3年前までうちの実家でも作ってました。来年はうちも渋柿を買ってきてベランダで作ってみようと思います(誰が?妻が!?)。「杉並干し柿の会」作りましょう!冗談です・・・(作れるのは本当です)。

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