仲介手数料考
意外と知られていない仲介手数料無料
先日お客さんと話していたら、「仲介手数料無料が割引されたり、無料になる会社の存在はあまり知られていない」と聞いて、当社でももう少し告知の努力をしなくてはいけないと思いました。
私は出来ればあまり目立たず、お客さんは私が生きていくのに最低プラスアルファでいいと思っているのですが、今のままだとそこもままなりません・・・。ネットもそうだし、告知手法をもう少し検討しようと思います。
仲介手数料割引の先にあるもの
不動産業というのはあまり自分でものを生み出さず、誰かがつくったり誰かが売りに出したものを業界内で売ったり買ったりして(取り扱って)います。特別な特許とか製法、画期的な商品などもなく、お互いにほぼ同じ土俵の中で、仕事をしている一種の村社会です。
そこで出てきた仲介手数料を割引という画期的な商品!私の知る限り仲介手数料半額を謳った「e-住み替え」さんがその走りだと思っていますが、それ以降たくさんの会社がて仲介手数料半額を打ち出し、最近では、仲介手数料無料の会社も珍しくありません。 以前は「半額」「無料」だけで差別化できていたものが、今では必ずしもそれだけで、競争優位に立てません。
仲介手数料の実質的負担
不動産を購入する際に仲介手数料が無料の場合であっても、買主が支払う売買代金を元に売主は仲介手数料を支払っています。ですから、実質的には買主は仲介手数料を仲介業者に仲介手数料を支払っています。
その仲介手数料の総額は、
- 買主が手数料を支払う際は6.3%+12.6万円、
- 無料の場合は3.15%+6.3万円
とになるわけです。ですので、正確に言うと仲介手数料無料というのは、その取引に介在する仲介手数料を半額にしているというのが実態です。これは半額という場合でも同じです。
- 1社で売りと買いを両方やれば(両手)3.15%+6.3万円
- 売りか買いのどちらかなら(片手)1.575%+3.15万円
どちらであれ、半分です。勿論片手の場合、一方の会社がどういう手数料でやっているかは分からないので、一取引で動く手数料の半額にはならないことが多いとは思います。
浮いた仲介手数料何に使いますか?
たとえば5000万円の物件を購入したとき、仲介手数料が無料だったら、仲介手数料を普通に(上限額)を支払った場合との差額は「163万円」、半額の場合でも「81万円」になります。さて、この浮いたお金を何に使いましょう。
私のお勧めは
- 貯金する(運用する)
- 旅行する
- 車を買う
でしょうか。日常生活に使うでもなく、その分高い家を買うのでもなく、浮いたお金は浮いたお金として別会計するのが良いのではないかと思います。出来るだけ頭金を多くするもの良いですが、まだ低金利。いろんな使い方があります。アフラックじゃないですけど、よーく考えよーお金は大事だよーです。

